2008年12月05日

外国人労働者半減?

「外国人労働者の枠を最低50%削減しようと思う」

これは、先日、プーチン首相がTVの生放送で、行った発言で、ちょっとしたニュースになっています(ニュースソース: RIA Novosti)。

世界的な経済危機の影響でロシア経済が急激に失速し、失業率が上昇していることを受けての発言です。

ロシアで働く外国人労働者は一部の例外を除いて、労働許可を取得している必要があり、その労働許可の発行枠は法律で毎年定められます。つまり、この枠を減らせば、外国人労働者は減るということです。今年の枠は約338万人分で、来年は398万人分と増加する予定でしたが、今回のプーチン首相の発言もあり、枠の縮小は避けられそうにありません。

モスクワについては、今年前半に1年間の労働許可の発行枠が一杯になってしまい、労働許可の申請が一時できなくなるなどの事態が発生し、今でも労働許可が非常に出にくい状態と聞いています。

ロシア人の雇用を守るための政策として、労働許可の発行枠を削減することは一定の合理性はあると思います。しかし、ロシアでの外国人労働者の大半を占め、ビザなしで入国できるCIS諸国の人々と、入国にビザを必要とする日本を始めとした非CIS諸国の人々とをきちんと区別して扱ってもらえないとなると、来年も労働許可絡みの問題は深刻がく〜(落胆した顔)になりそうな気がします。

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posted by Masakazu at 23:38| モスクワ 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
CIS諸国と非CIS諸国と区別しないと妥当ではない。矛盾が多いロシア官僚らしい発想ですね。
Posted by KM at 2008年12月06日 00:24
法律と実務がバラバラなので、法律が変わるごとに実務がどう変わるのかを見極める必要があるので、苦労します。
Posted by Masakazu at 2008年12月07日 03:58
Masakazuさん、こんばんは☆
コメントありがとうございます♪
こちらこそごぶさたしていました。
メドベージェフ・プーチン政権も正念場ですね。
いろいろな諸策で不利益を得る人たちも
多く輩出するので、かつての様な空前の
支持率を維持して舵取りをするのは難しく
なっているような印象はあります。
ぜひとも難局を乗り越えてほしいですね。
Posted by ミーシャ at 2008年12月24日 23:49
ミーシャさん、こんばんは。
返事が遅くなってすみません。
メドベージェフ・プーチン政権にとって現在の状況が好ましいわけではないですが、失政により起こった状況ではないですし、経済危機に際しても可能な限りの対策を取り、ロシアの国益を守る姿勢が前面に出ていると私は感じています。そのため、支持率は多少下がるかもしれませんが、急落するようなことはないと思いますよ。
Posted by Masakazu at 2008年12月31日 06:37
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