2009年06月19日

モスマートの行方

Mosmart.jpg

(写真:http://www.olex.ru/gallery_27.htmlより)

今月初めに、子供用品を買いにムカッド(МКАД)と呼ばれるモスクワ環状自動車道沿いにあるショッピングセンターに行き車(セダン)、ついでに買い物をしようとそこに入っているモスマート(Мосмарт)というハイパー・マーケットに寄ったのですが、中に入ってビックリしました。店内の棚には商品がところどころにしかなく、売れ残っている衣料品などは集められてワゴンセールになっており、食品は一部、加工食品がある程度で、生鮮品などは何もありませんでしたがく〜(落胆した顔)。この時は、このショッピングセンター、いつ来てもあまり客がいないから、店舗を閉めるんだろうなぁと思いました。

ただ、このモスマート、去年秋あたりから、資金繰りが苦しいという話が出ていて、METROグループのREALに買収されるとかいう噂もありました。モスマートは自宅の近くにあり、24時間営業で、価格も品揃えもまあまあで、カードも使えるということで重宝していたのですが、資金繰りが苦しいというような話が出てから、カードが使えなくなり、品揃えが目に見えて悪くなってきたので、私も必然的にモスマートに行かなくなっていました。

先週、検証の意味も兼ねて、自宅近くのモスマートに行ってみたのですが、状況は別の店舗と同じで、商品はまばらで、売れ残りの商品の処分セールが行われていました。従業員は空になった棚を解体する作業に追われており、すでに随分空きスペースも増えていました。その状況から、閉店は時間の問題だなと思いました。

これまで、私の興味はモスマートがどうなるかだったのですが、今度はモスマートの後のことに移っています。私はモスマートの店舗跡にはREALが入るのかなぁ、REALならWelcome決定だなぁなんて勝手に思っていたのですが、気になって調べてみたら、どうも違うようです。

Vedomosti(Ведомости)によると、ロシア最大手のズベルバンク(Сбербанк)の子会社ズベルバンク・キャピタルが、モスマートの運営会社ZAO MOSMART(ЗАО МОСМАРТ)とモスマートの不動産会社ZAO Gipercenter(ЗАО Гиперцентр)を傘下に持つキプロス法人Sarnatus Trading Limitedの株式の50%+1株を取得し、モスマートの運営会社ZAO MOSMARTの社長には、ロシア最大手小売グループX5 Retail Group(店舗名:«Пятерочка(ペチョーラチカ)», «Перекресток(ペレクリョースタク)», «Карусель(カルセリ)»)、携帯電話販売最大手Евросеть(エヴロセーチ)の元財務部長(Виталий Подольский)を迎え、ズベルバンク主導でモスマートを再建することになったようです。

この記事によると、モスマートは商品代金の未払いで2008年秋から納入業者か商品供給を停止され、モスクワの仲裁裁判所に579件の裁判を起こされており、2008年末時点での負債総額は30億ルーブル(約90億円)exclamation&questionにのぼるとか。

新生モスマートが再生できるのか、ちょっと気になります。

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モスマート再生のポイントは、特徴ある店づくりではないかと。個人的には、日本の食材を充実してくれると助かるなぁわーい(嬉しい顔)
posted by Masakazu at 20:56| モスクワ | Comment(2) | TrackBack(0) | 一般情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まだまだ実経済レベルではロシア経済の打撃は大きかったのでしょうかね、、。極東でも中小スーパーの閉店が多かったです。
Posted by KM at 2009年06月21日 00:38
モスクワでもテナントの入れ替わりや空きテナントを目にする機会が増えました。極東は中古車ビジネスの縮小もあり、ロシアの中でも影響が大きかったのではないかと思います。
Posted by Masakazu at 2009年06月24日 14:52
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