
妻と息子、両親は、現在、ウクライナ・クリミアの都市セヴァストーポリを旅行中

先日、妻と電話で話をしたところ、気温は暑すぎず、野菜や果物がおいしく


妻は去年の夏もセヴァストーポリに行っており、モスクワへ帰ってくるや否や、
「セヴァストーポリにアパートを買おう

と言ってきたことは私の記憶に新しいところです。
セヴァストーポリには、ロシア黒海艦隊(Черноморский Флот)の駐留しており、人口の大半がロシア人で、軍港として繁栄している都市です。近年、ロシアとウクライナとの2国関係の悪化により、いろいろな問題が発生しています。ウクライナがウクライナ語の公用語化を強く進めており、ロシア語のTV放送の原則禁止や映画館でのウクライナ語吹き替えなどが行われており、ウクライナ語のわからないロシア人にとって、ウクライナは住みにくい国になっていることは確かです。また、ウクライナはロシア黒海艦隊の土地使用期限を現在の合意で決められている2017年以降は延長しないと明言しており、もしロシア黒海艦隊がセヴァストーポリを出て行くことになれば、都市の様子もがらっとかわることが予想されます。
ロシアとウクライナの政情の影響を強く受ける都市で、外国人が不動産を買うのはリスクが高すぎる



モスクワでの住まいをどうするかのほうが切実な問題
